-当院について-

部署紹介

看護部

看護部長室

 理論、科学的根拠に基づく的確な医療、人の手による温かく心のこもった看護と佐潟の豊かな自然から生まれる癒しの力が 一体となることで、佐潟公園病院にしかない良質なサービスが提供できるものと考えます。

 看護教育においては、1人ひとりの学ぶ姿勢を大切にし、時代とともに移り行くニーズを敏感に感じ取る力、 変革に対応していく力を養い、さらに患者さまを中心に関わるスタッフ、 家族や地域の人たちとの信頼関係を築き協働できる看護者を育成していきます。

 そして、安心して働くことのできる職場環境として、子育て、介護を支援するための確かな約束と、やさしい職場風土があります。また、困難な事例の多い医療現場において、スタッフの心のケアも大切にしており、 臨床心理士、精神科医との相談をいつでも気軽にできる体制を整えています。

 私たちは、看護職として高い倫理観を持ち、互いに人間性を高め合いながら全員が成長し、佐潟公園病院に関わる皆様から、 信頼され、愛される看護スタッフである事を目指し努力してまいります。

2A病棟 -認知症治療病棟 60床-
     

 2A病棟は、認知症治療病棟です。入院患者の6割以上が70歳以上で、80歳以上が全体の2割を占めています。看護体制はプライマリーナーシングと一部機能別で業務を行っています。日常生活全般の援助を必要とする方が殆どで、排泄ケア、入浴介助、食事介助等に費やされる時間が多い病棟です。その様な中でも、作業療法をはじめとする生活機能回復訓練を行い、その様子を記録しています。また、転倒・誤嚥・窒息予防のための体操も毎日行っています。点滴などの身体治療のため作業療法に参加できない患者さまには、個別に関わりを持つようにしています。転倒リスクのある患者さまに対して作業療法士はもとより、作業療法士より指導を受けたスタッフが個別にリハビリを行っています。

 生活機能回復訓練においては、個々の初期計画の評価を行う為、定期的に多職種カンファレンス(医師、精神保健福祉士、作業療法士、看護師)を行い、現状の評価、今後の方針、退院に向けての調整などについて話し合いを行っています。

     
2B病棟 -精神療養病棟 60床-

 2B病棟は、精神療養の閉鎖病棟です。6割が65歳以上と高齢化が進んでおり、そのため日常生活上の援助を中心に介護業務も多くなっています。作業療法や入院生活技能訓練を勧める他、当病棟の看護師にしかできないケアを目指しています。

 ベテランスタッフの安定感と、新人スタッフのフレッシュさを強みに、チーム力の強化に努めています。対象の意思決定を尊重し、安心して療養できる環境を整えるため「凡事徹底」を掲げ、日々奮闘しています。

 患者さま、ご家族さまに信頼される病棟を目指し、一層の努力をしていきたいと思います。

3A病棟 -精神療養病棟 60床-
     

 3A病棟は、精神療養の閉鎖病棟で、隔離室2床を有しています。患者は8割近くが統合失調症でいずれも重度かつ慢性経過を辿っており、長期入院患者で占められています。

 65歳以上の患者さまが4割以上で、加齢による身体機能の低下や合併症の併発も増えてきており、日常生活動作のケアから認知機能の低下と症状の慢性化による対人関係トラブルの予防と早期の対応が必要になってきます。毎週土曜日はSST(入院生活技能訓練療法)を実施し、対人トラブルの防止を目指しています。入院生活においては病棟の約束事を作り、安全安楽な治療環境と対人関係の構築に努めます。

 精神症状による対人関係トラブルの事故を未然に防ぎ、患者同士の関係性が良好になっていくようにレクリエーション活動に力を入れています。

     
3B病棟 -精神一般病棟 32床-
     

 3B病棟は精神一般の閉鎖病棟です。急性期病棟から継続治療を要する方、他院からの転入院の方、新規入院ですが入院期間の長期化が予測される患者さま等の受け入れを行っています。

 退院を目標とする方、入退院を繰り返す方に対し、退院後の地域定着を見据えた働きかけを医師や精神保健福祉士を交え行っています。また入院期間の長い方には、患者さまの自主決定を尊重し生活技能の維持が出来るように援助しています。

 他に認知症治療病棟、精神療養病棟から身体管理の必要な患者さまを受け入れています。観察と合併症の予防など安全な治療環境の確保に努めています。

     
3C病棟 -精神科急性期治療病棟 28床-

 3C病棟では精神科急性期治療病棟として、精神症状の急性増悪した患者の受け入れと様々な専門職と共に地域定着に向けた積極的な退院支援を行っています。

 昨今の精神医学では神経認知障害群や神経発達障害群など治療の細分化が進んでおり、疾患別に応じた看護展開が求められるなどより複雑性が増しています。当病棟では、担当看護師と専任の精神保健福祉士を中心にミニカンファレンスを通して、患者が抱える生活背景や病状を多角的に捉えた看護実践を心掛けています。近年は高齢化の煽りを受け、1人暮らしやキーパソン不在といった退院困難事例も見られているが、入院からの初動を意識しながら、患者が本来ある生活を取り戻すための看護サービスの提供を目指しています。

外来看護課

 外来診療は原則主治医制となっております。予約日時の変更や病状の変化等あった場合は外来まで電話でご相談ください。

 診察までの待ち時間をなるべく短縮できるように取り組んでおりますが、混雑状況によりお待たせする場合があります。また診療内容により順番が前後する場合がありますのでご了承ください。

 体調不良などで安静にされたい場合は、いつでもお声かけください。

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