ラーメン・・・、それは人生
あの懐かしい味が食べたいー。あの味の為なら距離も時間も惜しまない。何でこんなにラーメンなのか。なぜ体がこんなにラーメンを求め続けるのか。理由も理屈も無い。とにかくラーメンが好きだからだ。それが我々にとってのラーメンである。
少年の頃、家で食べたホームラン軒のカップメンの味が忘れられない。初めて自分で作ったチャルメラの味が忘れられない。これも一杯の出会いである。あの懐かしさに出会った時、原点に戻ることができる。一人ひとりの味は違うが心は一つである。 純粋にラーメンが好きという事。そんな心の底からラーメンを愛し続ける者が集まり、『佐潟老麺會』は立ち上がった。
時々、『一番美味い店を教えて』と聞かれることがあるが答えにくい。なぜなら、自分にも決められないからである。毎日違うラーメンを食べたくなるものである。それぞれの好みも違うし、求めているものも違う。 十人十色の好みが分かれてくるからこそ面白い。また、行列が出来ているから必ず美味い。そうではない。ボロボロでのれんも無いようなラーメン店にこそ感動の一杯に出会う事がある。これもラーメンの魅力の一つなのである。
今日は塩か、濃厚醤油か、背油か…語りだしたら止まらない。そんな気持ちを抱きながらメンバーそれぞれが自分にあった一杯を求め続け、色々なラーメン店へ足を運び紹介していく。